無料ダウンロード芸術は爆発だ!(小学館文庫): 岡本太郎痛快語録 pdf

芸術は爆発だ!(小学館文庫): 岡本太郎痛快語録

によって 岡本 敏子


4.1 5つ星のうち(9人の読者)

無料ダウンロード芸術は爆発だ!(小学館文庫): 岡本太郎痛快語録 pdf - 内容紹介 誤解されたっていいじゃないか――岡本太郎伝の決定版 岡本太郎もイジメられっ子だった。高圧的な先生に反抗して登校拒否、一年生で四つも学校を変える。寄宿舎では子どもたちから酷いイジメを受け、パリ留学の後、入隊した軍隊では下士官に毎晩殴られる……。しかし、岡本太郎はくじけない。己を貫き、闘いつづける。「誤解される人の姿は美しい」と。鮮烈な印象を与える岡本太郎の言葉と、秘書・養女として一挙一動を見守ってきた岡本敏子の解説の組み合わせによる岡本太郎の決定版! 出版社からのコメント 誤解されたっていいじゃないか――岡本太郎伝の決定版 商品の説明をすべて表示する

芸術は爆発だ!(小学館文庫): 岡本太郎痛快語録の詳細

本のタイトル
芸術は爆発だ!(小学館文庫): 岡本太郎痛快語録
作者
岡本 敏子
ISBN-10
4094036717
発売日
1999/10/6
カテゴリ
ファイルサイズ
19.39 (現在のサーバー速度は19.76 Mbpsです
以下は、芸術は爆発だ!(小学館文庫): 岡本太郎痛快語録に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
太陽の塔展で購入しました。それまで岡本太郎という名前は知っていてもイロモノ的な印象しかなかったのですが本書を読んであぁなるほど・・・だからこれだけ人を惹きつけたんだなぁということがよくわかりました。さぁ~っと読むだけでも素晴らしい示唆に富んだ鋭い考察とそれを鋭くなり過ぎないように包み込むユーモアにまとわれた言葉が多々見つかります。そして養女という不思議な立場で岡本太郎の人生を最もそばで見続けた女性の筆がより俯瞰的により個人的により暖かくより愛情深く解説をしてくれている文章が素晴らしいです。「馴れ合ってできるのは調和じゃない。ぽんぽんとぶつかり合ってその結果成り立つのが調和だ」「作るときは全身全霊だが作ってしまった後はみんなのものだ、という姿勢で自分の作品がけがされることに対して驚くほど無頓着だった」「時間は持続ではない。瞬間瞬間そのいまに全存在をかけて燃焼する。だからその爆発には実感があるのだ」「教えることと育つことは全く別。教えることは教えていい。なんだって自分で育つ。だからこそ誇らしく逞しい」「プライドというのは絶対感だと思う。自分が馬鹿でも非力でも、それが俺だ、そういう自分全体に責任をもって堂々と押し出す、それがプライドだ」「自分に忠実だなんて生き方は安易で甘えがある。自分らしくある必要はない。むしろ人間らしくあることが考えるべきだ」「芸術なんてそこらへんに転がっている石と変わらない、等価値だと腹を据えることから芸術家が始まる」「孤独というのは絶対に社会的だ。孤独者とは肉体的にも精神的にも他者からの制約を誰よりも鋭く感じそれに傷つきながらも絶望的に挑む人間である」それにしても縄文土器が教科書に載るようになったのは岡本太郎の功績だということを初めて知って驚きました。かれが「これは凄い!」と大騒ぎしなければ我々はそこにあるのに気が付かなかったことになります。「お互いに、とか、みんなで、ということを言わないことにしなければいけません。誰か、ではなく自分が、であり、今はだめだけどいつかきっとそうなる、はごまかしです。自分が現在すでにそうである、と言わなければならないのです。現在にないものは永久にない。将来あるものなら必ず今ある」「自分でやれるだけのことをやればそれでいい、心に決めること。自分であぁそうか、と原因に気が付けば心の問題はぴたりと治る」「誤解される人の姿は美しい。誤解される分量に応じてその人は強く豊かなのだ」そして最後に葬式に関するこちらの名文を「人は生きているときにこそ手を差し伸べたり力づけたりするべきなのに・・・」その通りですね。どんな人でも心にドスンとくる一文があるはず。その一つを探す為だけにも買ってほしい一冊ですね。

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