できる日本語 初中級 本冊オンラインブックダウンロード
できる日本語 初中級 本冊
によって できる日本語教材開発プロジェクト
4.8 5つ星のうち(5人の読者)
できる日本語 初中級 本冊オンラインブックダウンロード - 内容紹介これまでにない新しい初級教科書として、現場で生まれ、現場で育てられた、学習者と現場教師のための教科書の続編がついに登場! 初級に続く本書では、行動目標を中心に場面や状況、トピックを通じて学習するスタイルはそのままに、初級で学習した事項を踏まえながら、 相手や場面、状況が多様化し、言語知識を獲得しながら学習が進んでいきます。たとえば場面。教室にとどまることなく、アルバイト先、 進学希望校、日本人宅、近所などへと広がります。それは同時に行動目標の広がりをも意味しています。 ■できる日本語シリーズの3大特徴 1、行動目標に即したシラバスだから、日本語でできることが増える! 日本語で何かをできるようにするには、「この場面、状況でどう言うのか」をしっかり把握することが大切です。本書を使った授業では、 学習者と教師が場面や話題を共有し、教師が「今、ここでどう言うか」を学習者に投げかけながら、必然性のある文型や語彙などを学びます。 また、この「場」や「話題」は繰り返し取り上げます。既習の項目を繰り返し使うことで、コミュニケーション力を高めます。 2、場面・状況を共有するから、「伝える力」が伸びる! イラストがふんだんに使われているので、場面・状況が一目瞭然。その状況を教師と学習者が共有した上で会話を練習します。 実際に遭遇するであろう場面・状況を通じて練習することで、会話の幅が広がります。 3、やり取りが中心だから、段落構成力が身に付く! 本書では、初級段階から「固まりで話す」ことを意識して制作しています。できるだけ文と文をつなぎ、ある程度の長さで自分のことや自分の 考えを伝えることができるようになることを目指します。 【1課の流れ】 (1)話してみよう 学習者がこれまでに学んだ日本語を使って話したくなるようなイメージづくりをします。既習の語彙や文型などを使って話すことがねらいです。 (2)聞いてみよう 実際の場面でどのような会話が行われているのか、CDを聴きます。まずは耳からわかることを目指します。 (3)スモールトピック 初中級の各課は1つのトピックとそれに関連する2つのスモールトピックから構成されています。スモールトピックでは、既習の文型や語彙を 使って話してみる「チャレンジ」、本冊・別冊両方を使って場面・状況の会話練習をする「言ってみよう」、スモールトピックのできることを 達成するタスクとして「やってみよう」の順に学習を進めます。 (4)できる! 各課の行動目標に則した総合的な活動を行います。周りの人と自分の考えを交換したり、役立つ情報を共有したり、興味がある場所やイベントを調べて実際に行ってみたりする活動があります。 (5)ことば スモールトピックごとに新出語彙を提示してあります。 (6)話読聞書(わどくぶんしょ) 話の流れを意識して、固まりで日本語を話す練習をします。初中級のCDには、テキストで示された話題が他者とのやり取りになった場合の 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)嶋田/和子 一般社団法人アクラス日本語教育研究所(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
できる日本語 初中級 本冊の詳細
本のタイトル
できる日本語 初中級 本冊
作者
できる日本語教材開発プロジェクト
ISBN-10
4757420846
発売日
2012/5/9
カテゴリ
本
ファイル名
ファイルサイズ
23.63 (現在のサーバー速度は19.62 Mbpsです
以下は できる日本語 初中級 本冊 の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
文法積上げ式テキストの定番「みんなの日本語」から一歩踏み出して、タスク先行型授業をやってみようという教師の力強い味方になる意欲的なテキストと言える。「初級」「初中級」「中級」とそろって、いよいよ連続的に使えるようになった。この「初中級」は初級の内容を復習して「一応習って知ってはいる」状態から「具体的な状況の中で使える」状態へと活性化させつつ、同時に中級の文法項目を少し盛り込んで、より自然な会話ができるように配慮されている。「みんなの―」に慣れている先生が本書を使いこなすためには、まずタスク先行型授業の意義や方法についてある程度の知識を得た上で、「自分はこれからタスク先行型授業をするのだ」という覚悟を決め、テキストを十分に読み込み(かなりの時間を費やす必要がある)、教案を作り、授業のイメージトレーニングをして、・・・という長い長い準備が必要だと思う。少なくとも私の経験ではそうだった。大変ではあるが、いったん使い始めてみるといろいろな使い方のアイディアが湧いてきて、可能性に満ちたテキストであることが感じられる。また、本書を全面的に採用するというのではなく、「みんなの―」を使用しながら、部分的に本書のタスクをはめ込んで授業の改善を図るという使い方もできると思う。私の現場でもメインは「みんなの―」と決められているので、このような使い方をしている先生が多い。このテキストは、どのような授業が本当に効果的なのか、ということを教師に考えさせる。それはそのまま自分の授業の再検討に結びついていく。読み込むほどに、使うほどに、刺激的な、野心的なテキストだ。最後に一つ注文。「言ってみよう」ページの絵が小さすぎて、中年で老眼が始まっている私にはつらい。次の改訂で直して欲しい。
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